【ひきこもりの親共へ】まさか、小遣い出してないよな?って話

すまん、タイトルで釣ったw
この記事は「小遣いあげるな!」って意味じゃないっす。
今回はタイトル補足で小遣い「不足なく」やってない?でテーマで書いてくよ!
【ひきこもりの小遣い。多くても0でもダメ?】
ひきこもりの子どもに小遣いをあげてる親の話を聞いてアレっ?と思った。
個人情報に触れるので詳細はボカすけど、
ざっと言えば、ひきこもりの子どもが就職活動するからって名目で
週1で定額の小遣いをあげてた。金額は正直、就職活動に遣ってるとは思えない金額。
(他県に就職活動するならまあ、交通費でありえるかなって額)
これは流石に「親甘えええええええええぇぇぇぇっ!!」って思ったよね!
じゃあ小遣い0ならいいのかって言うと、それもまた問題で
ひきこもり家庭の場合、家賃、食費、光熱費、税金、年金、ネット回線、
下手したら携帯代までも親が支払っている家が多いと思う。
ただでさえ衣食住が足りてるのに、過不足ないお小遣いまであげたら
「現状食えてるならこれでいいじゃん」
ってなっちゃって働く理由がなくなるよね。
ネットってマジで無料でできること多くって、かなり暇つぶしできちゃうんよ。
お金がないならないなりの暇つぶしが慣れちゃうとそれで満足しちゃって
物欲とかなくなっちゃうワケですよ。
小遣いを与えないことで物欲がなくなるのも、それはそれで ひきこもりの原因になる。
「小遣いが多すぎても0でも ひきこもりの解決」にはなかなかならんと思うよ!
例えば月5000円とかの定額制にして「これ以上いるなら自分で稼げ」って
スタイルを基本に、家にあったスタイルを構築するのが現実的なところでしょうな。
【お互い話して「支出の範囲」を決めておく】
■「就職活動にスーツがいるのか、それなら親がお金出そう」
■「親はインターネットしないから、ネットしたかったら自分で」
■「家の固定回線は親が払う。スマホ回線は自分で払え」
■「面接やセミナー行くのに交通費かかるよね。それは出そう」
■「自分の年金、税金は自分で」
■「面接受け続けて疲れてるだろう、面接の帰りに外食しておいで」
■「自分で欲しいものは小遣い以上は自分で稼いで買え」
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これは一例だけど、ちゃんとお小遣いを渡す妥当な理由を考えてみよう。
ある程度の常識的な額なら、定額のお小遣い制でもいいと思う。
あとは例えば「家族の分もふくめて茶碗洗いしたら500円」とか
労働の対価として渡すのはアリかな、とも思うね。
親のやってることがタダじゃないってわかるだろうし。
ただ金だけ渡すのは、ダメ人間を製造する可能性高いから
それは止めたほうがいいと思う。
未成年のひきこもりの場合はまた別だけど、
成人してるひきこもりの場合は、どこかで
「もう、すべてを親が負担する歳じゃねーぞ」って話をしないと、
ズルズル長引いてしまうキッカケになるぞ。
どこのラインで線を引くのかは家庭によって違うだろうけど、
「不足なく」小遣いをあげるのはマズいと思うから、
惰性で与えるだけでなく、「遣う目的」をきちんとして、お互い話し合った方がいいね。